みなさんの愛犬はトイレを上手にできますか?
「うちの子は上手にできるよ♪」
はい、とってもおりこうさんですね。
問題なしです!
今日は上手にできない子のお話。
上手にできない、と一言でいっても、いろいろな状況、そして原因があります。
トイレの場所を覚えない、いつもできるのにお留守番のときはできなくなる・・などなど。
原因によっては解決に時間がかかることもありますが、ちょっとしたことで解決してしまうケースもあるんです。
「ちょっとしたことで解決」の体験談をご紹介しますね。
カウンセリングにお伺いしたお宅で、ワンちゃんがトイレを
失敗する、というお悩みを相談されました。
ワンちゃんは、ミニチュアダックスのはなちゃん(仮名)です。
そこで、詳しいことを聞かせてもらいました。
1.どんな失敗をしてしまうのか
2.失敗するのはどんなときか(いつも失敗するのか)
3.トイレはどこにあるのか
4.どんなトイレを使っているのか
飼い主さん「トイレには行くのに、ちゃんとシートの上でオシッコができないんです」
私「はなちゃんのトイレを見せてもらえますか」
飼い主さん「これです」(トイレを見せてくれました)
私「たぶん原因がわかりましたよ」
飼い主さん「???」
はなちゃんのトイレは小さかったんです。
犬用トイレは主に3つのサイズが発売されています。
1.小(ペットシーツレギュラーサイズ1枚分)幅約46cm×奥行約36.5cm
2.中(ペットシーツレギュラーサイズ2枚分)幅約63cm×奥行約49.5cm
3.大(ペットシーツレギュラーサイズ4枚分)幅約64cm×奥行約94cm
はなちゃんのトイレは「小」でした。
前肢、後肢ともぎりぎり乗るサイズではあります。
でも、はなちゃんには小さかったんですね。
特にダックスフンドは、はなちゃんのようなケースが少なくないようです。
本人が思っているよりも彼らのからだが長いということでしょうか。
ちゃんと乗っているつもりでも、実際は途中までしか乗っていないのでしょうね。
ほほえましい気もしますが、片づけをする飼い主さんはそうは言っていられません。
はなちゃんの飼い主さんには、「中」サイズのトイレに変えてみてください、とアドバイスをしました。
そして、翌日、飼い主さんから「あの後すぐにトイレを買いに行ったんです。大きいトイレに変えたら失敗しなくなりました!ちゃんとシートの上でしてくれます」とうれしい報告をいただきました。
トイレの大きさを変えてみる、本当にちょっとしたことです。
飼い主さんは、はなちゃんのトイレが小さいとは思っていなかったそうです。
他のワンちゃんがどんな大きさのトイレを使っているかなんて知らないから、比べることもできないですよね。
私はアロマセラピストで、トレーナーではありませんが、
いろいろな飼い主さんとお話し、いろいろなワンちゃんを見ています。
その経験からトイレのサイズが原因ではないか、と考えたのですが、飼い主さんがすぐに実践してくださったこと、それがHAPPYな結果になったことをとても嬉しく思いました。
もし、はなちゃんのような失敗をしてしまうワンちゃんがいたら、
トイレの大きさが適切かどうかを考えてみましょう。
スペースに余裕があれば、大きめのトイレをお勧めします。
ちなみにみるくは体重6kgの大きめダックスくんなので、トイレは「大」サイズです。